青山学院大学国際政治経済学部
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問題1

 ある企業が、100㎡の土地を所有している。この土地に対して、企業は固定資産税を年5万円支払っている。土地売却の可能性も含め、これを有効活用すれば、諸税金を差し引いて、年間1500万円の収益を得ることができるが、現在、遊閑地のままにしてある。企業がこの土地を1年間遊閑地にしておく機会費用として正しいものを、次の中から一つ選択せよ。

ア 5万円
イ 1500万円
ウ 1505万円
エ 1495万円

解答例

解説
 機会費用とは、会計上の費用とは異なり、何かを選んだときにあきらめる最高のものの価値のことである。
 企業がこの土地を遊閑地にしておくことを選んだときに、あきらめる最高のものは土地を有効活用したときに得られる1500万円である。固定資産税の5万円は遊閑地のままでも、有効活用した場合でも支払うので、もしすでに土地を所有し続けることが決まっているのであれば、5万円はサンクコストとなっており、機会費用には含まれない。しかし、土地売却の可能性も含んで何が最も望ましいのかを考慮するのであれば、遊閑地にしておく場合にかかる固定資産税5万円も他に転用可能なので、機会費用の中に含めなければならない。よって正解はイである。

投稿者 uchida
2006年01月23日17:34 [ミクロ]