塩原永久さん(1997年卒業)
産経新聞社社長室秘書部
国際政治学科 1997年卒業

柔軟に興味を持ってさまざまな分野に挑戦することが、
蓄積となって将来のプラスになるはずです。
新聞記者としての
社会人のスタート
最前線のニュースを読者に届ける新聞社の中で、社長や役員の仕事を裏方として補佐する秘書部に勤務しています。経営トップが会社の舵取りを円滑に進められるよう、日程管理や資料作成、国内外のメディア業界の動向把握など、秘書部の仕事は多岐に渡ります。
といっても入社後の10年間は、記者としてニュースを追いかける立場にいました。兵庫県の地方都市の担当を振り出しに、大阪本社、次いで東京本社の「経済部」という経済問題を取材する部署へと異動し、2009年春に秘書部に配属されたばかりです。
国際政治経済学部は、
いいとこ取りの「アラカルト」
国際政治経済学部は、いま思えば、いいとこ取りの「アラカルト」みたいな学部です。専攻は国際政治学でしたが、経済や経営はもちろん、宗教問題や心理学など興味を持った授業は幅広く聴講しました。記者はどんな分野にも頭を突っ込んで記事を書かなければならない場合があり、授業の記憶を引っ張り出し、考える手がかりとしたことが少なくありませんでした。
3年次からの国際法のゼミは、法律をベースに国際問題を論理的に議論することを重視する先生が担当され、ものごとを筋道立てて考える訓練になりました。取材対象を批判する場合、こちらも理論武装が不可欠ですが、ゼミの訓練が役立ったと感じています。
「次世代」を担うみなさんへ
インターネットが情報ツールとして浸透し、新聞社は従来のビジネスモデルが通用しない時代に入りました。社員も「次世代」のジャーナリズムを模索する新たな視点が求められています。
もっとも、これは新聞業界に限らず、どの産業でも、政治や行政の世界でも同じでしょう。これから大学に学び、「次世代」を担うみなさんは、柔軟に興味を持ってさまざまな分野に挑戦することが、蓄積となって将来のプラスになるはずです。そんな中から、自分が専門とすべき分野も見えてくるのではないでしょうか。

Category: 卒業生 Posted by at 2010年3月29日 20:37
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