吉田穣さん(2008年度3年生)
国際経済学科 3年
私立名古屋高校出身

自分が一生通して続けたいことを見つけられれば、
大学でも、これから生きていくうえでも、支えになる。
■過去
『継続は力なり』を信じて続けたチェロと、読書で広がった世界。
物心がつく前からチェロを習い始めました。止めたくなることもありましたが、『継続は力なり』という言葉を信じて、続けてきました。また「スズキ・メソード」と呼ばれる独特の音楽教育メソッドにより、耳が鍛えられ、英語は小学校から得意な科目でした。
幼稚園から中学校まで通った愛知教育大学の附属校では、授業でディベートをしたり、毎年夏にフィールドワークをして発表をしたり、自ら学び考える習慣が自然に身に着きました。読書も好きで、よく図書館へ行き、家族の貸し出しカードまで使い、沢山借りていました。
中でも、アイザック・アシモフやトム・クランシーなどの外国文学を通し、社会科学への興味が芽生えました。また、沢木耕太郎の『深夜特急』を中学生の頃に読み、アジアの国々を放浪する憧れも抱きました。同時期に中国人や韓国人の友人と知り合ったことで、彼等の高い志に触れ、自分も国際的に活躍したいと思うようになりました。
■現在
部活と勉強のバランスをとりながら、団長としての充実した日々。
大学受験時は、社会への関心や国際社会で働きたいという夢があったので、学際的に学べる学部をと思い、国際政治経済学部を選びました。
大学1年の夏に学部主催のアメリカン大学での短期研修に参加し、学科の枠を超えた友達ができ、アメリカの学生とも意見を交わす機会が得られ、とてもよい経験になりました。
大学のオーケストラ部には、チェロを弾けることを活かして欲しいという両親や先輩の勧めもあって、入団しました。一つの曲を80人以上で一緒に演奏するシンフォニーという芸術の難しさと楽しさを知ることができ、少しでも多くの人にクラッシック音楽の良さを知ってもらうために、積極的に学内外で演奏をおこなっています。
オーケストラ部団長として、100人以上の団員をまとめることの難しさを痛感すると同時に、学部で学ぶ経営学の知識を応用するなどして、効率的な運営が出来るように工夫したりもしています。部活が週に3回、22時近くまで行われるため、勉強との両立は大変ですが、課題などは日曜にまとめてこなすなど、バランスを上手く保つように努力しています。周りにも同じ学部の仲間がいるので心強いです。
■未来
環境問題の解決に、今まで学んだことを役立てたい。
子どもの頃から、両親ともアウトドアが好きで、父から自然の美しさや大切さを学んだということがあったので、ゼミで環境経済学を学ぶようになってからは、地球温暖化への関心が高まり、もっと勉強したいと思うようになりました。将来、少しでも環境問題の解決に役立てられればと思います。環境問題は、様々な要素を含んでいるので、問題を解決するために人々を繋ぐコーディネーターになれたらと思っています。

■ゼミナールレポート
環境経済学 瀬尾佳美先生
今年の研究テーマは「開発とエネルギー」です。瀬尾先生は数学者でもあり、国内外の地域的または国際的な環境問題について、近代経済学のフレームワークを応用してアプローチすることを主に、その他のリスク論や生態学的方法論なども取り入れ、新しい環境経済学を研究をされています。3年生は、社会科学に必要な数理的感覚を養うため問題集を課題として与えられます。また、英語で「Sustainable Development」に関するサーベイ論文を書くことで、英語での論文作成の基本を身につけます。
■国際政治経済学部を志すみなさんへ
大学入学前にある程度の英語力をつける必要があります。英語ができて特別得をすることは無くても、できないことは大きなdisadvantageとなります。僕もゼミに入ってその事を痛感しました。また、一つのことに固執することなく、幅広く知識を求め、これからの国際社会で必要とされるバランス感覚を身につけてください。そして、沢山本を読み、想像力(創造力)を身につけてください。受験勉強だけではなく、自分が好きなこと、一生通して続けたいことを見つけられれば、それが生きる支えになると思います。『継続は力なり』です。
(※2008年度パンフレットより)
Category: 学部生 Posted by sipec at 2008年03月18日 18:50
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