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岩渕健輔さん(1998年卒業)

プロラグビー選手/イングランドの強豪「サラセンズ」所属

1998年国際政治経済学部卒業。初等部から大学まで青山学院で学ぶ。ケンブリッジ大学大学院卒。現在、イングランドプロリーグで日本人初の選手として活躍中。

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「一流の中で自分の力を試したい。国際大会を観戦した少年の頃から、世界を見つめていた。」

ラグビー世界最高峰のイングランドリーグへ一人乗り込んだ岩渕さん。世界各国の代表選手が集うチームは競争も熾烈だ。つねに高いハードルに挑戦し続ける彼に話を聞いた。

■小学生からラグビーを始めたんですね?

実は、初等部にはラグビー部しかなくて…、男子の半数はラグビー部に入ります(笑)。でも、すぐに夢中になった。たとえばサッカーは手を使えないけど、ラグビーは体全体でぶつかれる。そこが魅力でしたね。そして5年生のときに国際大会を観戦したことが、強烈に印象に残ってます。世界のプレーを目の当たりにして、子供心に「将来は海外でプレーしたい」と思ったんです。

■中等部、高等部、大学へ。ラグビーと勉強の両立は大変でしたか?

限られた時間でいかに強くなれるかを考えながら練習しました。また、勉強の時間が削られる分、授業中はしっかり勉強しました。メリハリをつけて集中したことで両立できたと思います。

■国際政治経済学部を志望した動機は?

将来、海外で活躍するために、世界を知りたいと思ったからです。結果、いい授業、いい教育を受けられた以上に、いい人に出会えました。特に「小宮先生※」のゼミでは、先生の「勉強するときは勉強、遊ぶときは遊ぶ」「人生その時その時を大切に」といったメッセージに影響を受けました。今も人生について考え悩むとき、先生の言葉に答えを見つけることがあります。
(※小宮隆太郎先生は経済学の重鎮で2002年に文化勲章を受賞されています。2004年3月に退職されるまで15年間本学部で教えられました。)

■ケンブリッジ大学への留学のきっかけは?

ラグビー選手の寿命は短い。いろいろな人生の選択肢を持つために、勉強を続けたいと思いました。専攻は政治哲学でしたが、最初は英語の教科書を開いても「ちんぷんかんぷん(笑)」で、不安でした。
ラグビーはグラウンドで、勉強は教室で、それぞれ結果を出さないといけない。まあ負けず嫌いで、結果を出すための努力は苦ではなかった。

■英国でプロの道を選んだのは?

限られたラグビー寿命なら、世界の最高峰で自分の力を試したかった。ただ、ケンブリッジ大学の仲間は、卒業後はラグビーをやめて就職するんです。「シティ(ロンドン金融街)への道が開けているのに、プロになるなんて…」と呆れられましたね(笑)。英国のプロリーグは、1試合出て駄目なら職を失う厳しさがある。だから1試合1試合のプレーが真剣勝負です。

■スランプで落ち込むときもある?

外国人枠で試合に出れなかったり、ケガでワールドカップに出場できなかったり…。もうラグビーはできないかもと思い悩む時期もありました。そんな時に支えてくれたのが、大学時代の友人や家族でした。彼らと話をしてアドバイスをもらううちに、「ケガはつきものだ。出場選手に選ばれるよう誰もが納得する力をつけよう」と、前向きに考えることができました。

■大学時代の友人の存在は貴重ですね。

いい友人や先生に会えるのは大学時代。特に本学部は視野の広い、いい人材が集まる場所です。後輩の皆さんも、刺激を与えてくれる友人をつくり、大学時代を大切にすごしてほしい。自分の将来を決めようと焦ったり、自分の限界を感じたりしないでほしいな。


(※2006年度パンフレットより)


Category: 卒業生
Posted by at 2006年3月 9日 10:05





山岸桂子さん(2000年卒業)

吉田宏昭さん(2008修士課程入学)

山口佳美さん(2009修士課程修了)

比佐勝海さん(2009修士課程修了)

坂本恵理さん(2008修士課程入学)

山嵜ロイヤー優子さん(2006修士課程入学)

松居佐弥さん(2009修士課程修了)

井野由加利さん(2010年度2年生)

新井沙羅さん(2010年度2年生)

三矢佳祐さん(2010年度3年生)


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