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吉岡昭 『ポーツマスの旗』 新潮社
本書は日本の明治期の外務官僚であった小村寿太郎について、
特に日露戦争後のポーツマス条約締結を中心に描かれている。
『外交』や『帝国の興亡』を既に読んだ4年にとっては、外交戦略のケーススタディとして。『ある明治人の記録』を読んだ3年生にとっては、歴史認識の一部として読まれたのではないでしょうか。
Oさんも言ってたのですが、やはり政治に少し足を浸っている状態だと「外交とはなにか、戦争とはなにか、国家とはなにか、世論とはなにか」という点に思考が傾くと思います。しかし、今回の発表は、わたしの手腕が足りず、ポーツマス条約までの歴史に関してを中心にしました。
ただ、歴史を知った上で読むと文章の色が鮮やかになると思うんですよ。やっぱり、外交というさまざまな国が絡んでくる場で、それぞれの国の立場を知ると知らないとでは、見えてくるものがまた違ってくると思うのです。
(と、自分の発表をフォローしてます)
小村は交渉するに当たって「強気」にでました。
しかし、ただ強気なだけではどうにもなりません。
相手を知った上で、強気にでること
これこそが交渉において、外交において、はたまた人生において、勝者であるための技かもしれません。
いやぁ、寿太郎かっこいいっすよ。
わたし、寿太郎みたいな強気な人が好きです^^
~小村の強気エピソード~
小村が巨漢である李鴻章と対面した際の話です。李が小村にこのように言った。
「この宴席で閣下は一番小そうございます。日本人とは閣下のように皆小そうございますか」
背の低さを揶揄されたのに対し、小村はこう返した。
「残念ながら日本人はみな小そうございます。無論閣下のように大きい者もございます。しかし我が国ではそのような者を『でくのぼう』などと言い、大事を託さぬ事になっているのでございます」
~デニソンの意地エピソード~
「私は日本人の書いた英語を直せといわれても、とても直せない。英語は正しいかどうかよりも、イギリス人とかアメリカ人とかの身になって、その考えで書かなければ人に感動を与えるものではない」
と述べていたとか。
ちなみに彼は、ルーズベルトに「君はアメリカ人なのか、日本人なのか」とひやかされるほど日本人らしく行動したそう。
投稿者 学生
2008年07月18日23:49
[発表者 コメント]
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そうですね。前提知識が無いのは器がないのとおんなじですね。
強気惚。でもみんな勝者を目指して強気になったら日本もバザール経済になってしまうかもね。それも楽しそうだけど非効率。自分は生き残っていけないでしょう。
英語で電話出るとそんなことないのに、日本語で電話でるとお辞儀しちゃう、って誰かが言ってました。日本人らしさ?
投稿者 "pessimist" : 2008年07月19日 17:58
小村寿太郎がこんなにかっこいい人だったなんて思わなかったですよ。男気ですね。格好いい!!
私の場合、強気な態度に出ることは多かれど、後で必ず後悔します。大体そんな大きいこと言える器なんてないんですよ。前提知識云々というのとも繋がるんだろうな…何にも知らない、何も分かってない。それで後から、傲慢な自分に恥ずかしく腹立たしくなります。ただ、何もない自分に悲しくなってヤケになって強気に出ちゃうってのはあるんですが…
「ただ強気なだけではどうにもならない」ってほんとそうだね。
だから本当に頭良くて、自分で物考えてて、それでいて堂々とした態度を貫いているのならめちゃくちゃ格好いい人だなーと思います。ただその良さに気が付く器が私にあるのかというのもまた問題。
投稿者 Tokud : 2008年07月25日 15:49
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