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担当はドミニク・リーベン『帝国の興亡』下巻でした。
発表の目的は
① 結局「帝国」ってなんだったのかそ明らかにし(明確な定義づけは無意味であるとリーベン氏が指摘していることを一応考慮に入れつつ)
② 特にアメリカやロシアについてのいわゆる「帝国」論を検討する
というものでした。そのつもりで発表しました。
言い訳というのは特にありません。所々言いそびれたものはありますが、時間もたくさんいただけたことですし、不完全燃焼の感覚はないです。
ただ、「帝国」がどのように捉えられようと、またアメリカやロシアが「帝国」的であろうとそうでなかろうと「だから何」という問いには答えることの出来ない発表だったと思います。その点で役に立つ発表だったとは言えないでしょう。
発表した内容と最後に感想として述べた歴史認識と物自体についての話とではなんとなく飛躍してしまった感じがします。役に立つ発表って何でしょう、それ以前に役に立つって何でしょう。
あともう少し話題ふればよかったかな、と思います。
"pessimist" 追記あります。
追記:
ちなみに今日の発表で参考文献として用いた中村逸郎『虚栄の帝国 ロシア』、中津孝司『ロシア世界を読む』の袴田先生の書評見つけました。以下引用(日本経済新聞、2008年1月13日日曜日)
「中村逸郎著『虚栄の帝国 ロシア』は、旧ソ連諸国からロシアに出稼ぎに来て不法に就労している労働者が「ロシア帝国」から収奪される悲惨な状況を克明に描いている。著者は学者であるが、対象に長期間密着して探る手法を得意とし、ジャーナリスト以上に生々しい実体報告である。ロシアは昔から法治国家ではないが、本書を読むと、法的な建前と実社会がいかに乖離しているかを知ることができる。中津孝司著『ロシア世界を読む』は、コソボ、バルカン問題などが面白く、歯切れの良さが売り。」
投稿者 学生
2008年07月16日01:18
[発表者 コメント]
| コメント (3)
なんだか「追記」とか何とかそういう機能があると使いたくなっちゃうんですよね。
だから使ってみました。
前期の正規のゼミは今日でおしまい、ということで
ありがとうございました、お疲れ様でした。
投稿者 "pessimist" : 2008年07月16日 01:51
あれですよね、
先生の勢力圏ってとても広いですよね。
「先生!この書評もですか!」
みたいなね。
おそれおおい・・・
今日の発表もそうだけど、
あの地図がいっぱいあるやつ、
凄くわかりやすくて凄くいいです。
投稿者 寿太郎ファン : 2008年07月16日 03:06
お、ありがとう。自分は視覚に訴えるようなのは苦手なので嬉しいです。Marcosうらやましい。
「彼は個人的に親しくしています」
先生、彼もですか!みたいなね。おそれおおい・・・
去年、歴史観系の本読んだ時は何も思えなかったけど、今年発表聞いたり話聞いたりしたら少しは何かを考えられるようになりま・・・した。なってるといいですね。
投稿者 "pessimist" : 2008年07月19日 17:04
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