PAR AVION



2006年12月 8日

街全体がキャンパス! 粋なバーもあるサラマンカ大学

浦山泰之(国際政治学科4年)
スペイン サラマンカ大学
法学部政治学科 交換留学中

「ハァー、何言ってんだかわかんねーよ、ん? あ、アルゼンチン人なんだ!あの先生。ドウリで聞き慣れないスペイン語なわけだ。」こんな話を友人と交わしながら毎日が過ぎて行く。場所はスペインのサラマンカというマドリードから3時間ほどバスで北西に行ったところにある小さな大学都市。日本との交換留学で来年の6月までお世話になる予定である。

大学で僕が所属しているのは法学部の政治学科。毎日は楽しい。授業がわからない時を除いて。スペインで政治というとあまりピンと来ない方が多いかもしれないが、それなりにメリットというのはあって、授業内容が日本のソレとはかなり異なる。スペインという国の地理的、歴史的観点によりヨーロッパに的を絞った授業や中南米に関する授業が非常に豊富だ。元々中南米の文化、歴史に興味があった自分としては相当恵まれた環境である。問題は、やはり語学力。こればっかりは辛抱強く勉強して行くしか上達の道はない。「これはどうしてだと思う?」、教授が学生に問う。学生が答える「○○○○」、「うん、そうだね」。ちょい待った!もう一回お願いできる?と聞けるはずもなく授業は僕をおいて次のテーマへ。これが一番ストレスの溜まるパターンだ。とまあ嘆いていてもしょうがない。なんとかやって行こうと今日もまた本を広げる。

サラマンカの生活は非常におもしろい。街は完璧な大学都市で、大学がこの街の中心と行ってもちっとも過言ではない。街中にキャンパスが点在し、授業の度に街を横断したりしなくてはいけない。日本によくある校門をくぐってそこにあらゆる学部棟が詰まっている印象とは少々異なる。とにかく、街全体がキャンパスなのである。そこまで大学と街が融合するとその境というのも非常に曖昧になってくる。あらゆるキャンパスがそれぞれにバル(バー)を備え、そこにはもちろんビールからラム酒(美味)からすべてそろっている。学生に混じっておっちゃんが新聞を広げているし、バルの主人はチョビ髭なんか生やしてすっかり貫禄が付いている。キャンパス内で酒を飲んだら退学の我が悲しき(?)大学とは相当趣が異なる。他にも通学路にあるスペイン一美しいといわれる広場、荘厳なカテドラルなどは一見の価値ありだ。今はこの些か現実離れした生活を楽しみながら、毎日をどうやって充実させてやろうか、と意気込んでいるところである。


Category: from Spain
Posted by at 2006年12月 8日 11:30


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