2006年6月 7日

スペイン便り


Sayo(国際政治学科4年)
UNIVERSIDAD DE ALCALA; ALCALINGUA
(アルカラ大学)留学中

こんにちは。私は3月からスペインに留学中です。まだまだ留学生活は始まったばかりという感じですが、スペインについて少しみなさんに紹介したいと思います。

日本はそろそろ梅雨入りの季節でしょうか?スペインはもうしっかり夏に入り、連日40度を超える暑さが続いています。いくら乾燥しているといってもやっぱり暑いです。スペインには午後の2時から5時くらいまでSiesta(シエスタ)というお昼寝の時間があり、この時間帯はスーパーもお店も全部閉まります。最初は、午後の活動的な時間を休んでいるなんてナマケモノめ…と思っていましたが、夏のこの時間帯に外を出歩くのはなかなか大変です。シエスタの存在意義はしっかりありました。(でも夏以外はいらないのでは…。)

スペインはキリスト教国で、国民の多くがカトリック信者です。そのため、イースターの前の1週間(Semana Santa聖週間)にはスペイン各地で行事が行われます。荘厳な雰囲気の中、重々しい音楽とともにキリストや聖母マリアの像を乗せた山車が町の中をまわり、その前を覆面をかぶった人達が大きな蝋燭や十字架を担いで歩きます。日本にはない伝統なので、イースターの時期にスペインに行かれる方がいらっしゃったら是非見に行ってみて下さい。Sevillaという町のSemana Santaはとても有名です。

スペインには歴史を感じられるような古い建物や街がたくさん残っています。先日、学校が休みの日を使ってトレドというスペインの古都に行ってきました。スペインは8世紀から15世紀にかけてイスラム勢力に支配されていたという歴史を持っているため、色々なところにイスラム文化の名残を感じることができます。キリスト教文化とイスラム教文化が融合したものをムデハル文化と言うのですが、トレドではこのムデハル様式の建築物をたくさん見ることが出来ます。イスラム文化とキリスト教文化の融合はスペイン独特の文化であり、ほかではなかなか見ることは出来ないのではないかと思います。ちなみにこのトレドという街、ジブリ映画『魔女の宅急便』のモデルになった町でもあります。

スペイン人は全体的にのんびりしています。セカセカ働いている人もいないことはないですが少ないと思います。日曜日、日本ではお買い物をしたり友達と出かけたりしますよね。でもスペインでは日曜日はしっかりお休みなんです。日曜日なんてものすごい稼ぎ時のように思えるのですが、ショッピングモールもどこも全部お休みです。町の中心にある広場に出かけても、日曜日のお昼前はほとんど人通りもないくらいです。家でのんびり過ごすのが鉄則のようですね。でもこんなにのんびりしているのに、何故かみんな信号だけは待ちません。歩行者信号はあってないようなものです。子供から大人からおじいちゃんおばあちゃんまで、絶対青になるまで待つ人はいません。信号待ちしてると不思議な目で見られます。

スペインに2ヶ月半滞在して思うことはたくさんありますが、今回はこの辺で終わりにしておきます。この手紙でスペインの魅力が少しでもみなさんに伝わることを願っています。
ではまた。




Category: from Spain
Posted by sipec at 11:43 | Comments (0) | TrackBack (0)
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