UPDATED : THURSDAY, JULY 4, 2013

SIPEC Alumni Blog (国際政治経済学部同窓会 Weblog)

青山学院大学国際政治経済学部 同窓会のブログです。 同窓会や青山学院校友会主催のイベントの情報や 同窓会の活動などを掲載します。 また、卒業生の今や国際政経の今をお伝えする 場でもあります。
2009年1月20日

【卒業生インタビュー】野村総合研究所上級コンサルタント エリック松永さん(3)

■組織全体の調整と作業短縮は価値につながる

研修が終了した後に配属されたのは政府系金融機関プロジェクトです。

本当は海外に行きたかったのですが、決まったところはかなり
ドメスティックなところで(笑)。SEとしてはいいキャリアには
なるんですがね。すごいところでしたよ。お客さんも頭の切れる方
ばかりで、セキュリティ上の制限のため人員は絞られて、かなりの
マルチタスクでした。配属されて一年で精神的におかしくなったり、
体調に異常が出てくる方が続出したりしました。


――政府系金融機関のプロジェクトで何を学びましたか?

社内の調整、お客さん側の調整、関連会社との確執など人間関係に関する
ことです。組織をマネジメント出来れば、大きなパワーが生まれる。
そして、マネジメントの源泉は人と人との信頼関係であるということです。

全国の金融機関と政府系金融機関とを専用端末でつなげるシステムがあり、
全国の端末の管理と新規導入の仕事をしていた時がありました。全国へ
専用端末を納品するまでに3ヶ月かかるものでした。

とても重要な仕事であるにもかかわらず、僕は仕事をなめて最低限の
チェックしかしていませんでした。仕事の全体像が分からなかったので、
その重要性が理解できなかったんです。納品一週間前に、一社の専用端末が
納品できないことに気付いたのです。ミスを普通に報告したら、
担当していた関連会社の主任さんに鉄拳でぶん殴られました。
きつかったですね。しかし結果的には一週間で納品できました。

後でよくよく話を聞いたら「お前は一緒に仕事をしてくれる仲間だと
思ったから殴ったんだ」って言われました(笑)。昔のスポ根(※スポーツと
根性を合成した語)ドラマみたいな感じで熱かったですけど(笑)。

それからは、とにかく仕事の全体像を理解すること、自分の仕事の位置づけを
理解する事を心がけるようになりました。また、どんな仕事も手抜きを
しないようになりました。コーヒーを入れるのも一生懸命です。
温度、タイミング、粉の量とこだわればコーヒーの味も変わる。
自慢ではありませが、プロジェクトに在席期間中、私より美味しいコーヒーを入
れられた人はいないという自信はありますよ(笑)。


――しかしどうやって納期3ヶ月を1週間に圧縮できたのですか?
保守業務ではかならず予備を持っているので、それを融通できたのです。
人間関係を使えばそういう動きができることに気付きました。3ヶ月というのは
それぞれの作業分担がリスクヘッジをした結果なのです。もしかしたら
ある仕事を組織で行う場合、全体を見通して、相互の作業ロジックを見直せば
作業を短縮できるかもしれないと考えられるようになりました。

全体が動くためにも相互にWIN-WINの関係を構築しておくことが必要です。
WIN-WINの関係を構築するためにはこちらから多くを与えなければならない
ということです。人の面倒を見ることを「面倒くさい」など思わないことです。
例えばとなりでミスをしている人がいたとして、こいつに協力すると勉強に
なるかなと発想を変えてみる。それで勉強になって、信頼関係が構築すればよい
と思います。そうすることでお客さんに提供できる価値が徐々に
大きくなってゆくのです。

メンバとWIN-WINの関係を構築し、全体の作業ロジックを調整・短縮し、
お客さんに提供できるのが僕の価値なのです。


=おまけ=
この記事をまとめている時に確かに作業スケジュールを組む時、
みんな余裕を持ってスケジュールを組みますね。ここを利用するという
視点は私にはなかったです。

コーヒーの事例でもわかるかと思いますが、松永さんは
思ったのが何事も丁寧だということです。京セラ設立者の稲森和夫さんの
「今という瞬間瞬間に全力を傾注して生きることによって、
見えなかった未来の姿が見えるようになってくるようになる。」という
お言葉を思い出しました。未来を拓く方とはこんな人なのだなあと
思ってしまいました。後輩として恥じないようにがんばろっ!

松永さんが執筆されているZDNETのコラム「エリック松永の英語道場」の最新記事です。
笑う門には福来たる
女の子に振られたお友達を励ますお話が載っています(笑)。


インタビュアー:2005年卒伊藤洋二


2008年12月22日

【卒業生インタビュー】野村総合研究所上級コンサルタント エリック松永さん(2)

米国最大の通信会社AT&Tにて、先進的なネットワークコンサル
ティングの領域を開拓。その後当時通信の知の結集とも言うべき
ベル研究所擁するAT&T Solutionsに異動し、さらにネットワーク
コンサルティング領域を追求。

その後、Accenture(当時Andersen Consulting)にて、通信分野を
柱に活躍の領域をメディア&エンターテイメント領域に拡大したコ
ンサルティングをSenior Managerとして展開。音楽、映画、ゲーム
と通信を活用した新事業のコンサルティングを行う。

現在、野村総合研究所で、通信事業分野における新規事業コンサル
ティングに上級コンサルタントとして従事。


■研修期間-コーディングの意味が分からない
SEが何なのかまったく分からないまま研修が始まったのですが、大変苦労しま
した。パソコンがない時代ですから、コンピューター自体が分からなかったです。
「オンラインでつながってる」なんていわれても「ここにあるパソコンが
何で向こうとつながっているの??」という状態でした(笑)。

研修期間中はほとんど聞いていませんでした。僕らの時代は開発言語がCOBOL
だったのですが、研修のビデオが始まるとすぐに熟睡モードでした(笑)。テ
ストでは赤点ばかり、しかも人のを写していただけです。

一通りプログラミング言語の解説の研修が終わると、プログラム作成演習(コ
ーディング演習)になりました。講師から「コーディングしてくれ」と言われ
ても、僕だけが「えー!!ちょっと待って!!コーディングって何!?」って
あせって叫んでる状態で(笑)。隣の女の子にふざけた奴だななんて思わ
れながらもかなり聞きました。ちなみにその隣の女の子は今の僕の奥さんです(笑)。

僕はコーディングの意味すらまったく分からないわけです。一方で大学や
研修でコーディングをまじめにやってきた人はすぐに終わるわけです。
チャラチャラしている男の子は女の子に教えたりして(笑)。ホントに
むかつくわけです(笑)。どうしてこんな屈辱を受けなければ
ならないのか!!(笑)。

も毎回思うのが、こんなダサい奴でもできることが俺にできないはずはない!
ということです。なんでこいつはできるのだ?と考えました。色々な本を
真面目に読み、初めてきちんとテキストを見直してみるとコーディングって
大したことはやっていないと分かったんです。ただロジックをフローにしてる
だけ。改めてまじめに勉強したところ、研修の終りには誰にも負けない自身が
ついていました。ただ同時にコーディングごときで勝っても意味ないなとは
思っていましたが。。。。

―――さすがです(笑)。


=おまけ1=
松永さんがZDNETに書かれている最新記事を紹介します。

外国人部下が働いてくれない!--エリック松永の英語道場(14)

松永さん自身外国人部下を持った経験から書かれています。
なぜ有能な外国人部下が働いてくれないのか?異文化音痴の
日本人の陥りがちな点を分かりやすく解説し、解決策が書かれています。

国際政経出身で国際舞台で活躍されている皆様には役に立つ
内容であることは間違いありません!!ぜひ!ご覧ください!


=おまけ2=
私もSEでしかも会社に入って初めてプログラムを作成した人間ですが、
松永さんが情報系の大学院を出た人にも勝る結果を出されたというのは
よっぽどの努力をされたのだなぁと思いました。その成果を、大した努力
していないよ、とさらっと言われるのも爽快でした(笑)。

しかし、研修期間中にチャラチャラしている男が女の子を教えるのに怒りを
覚えるというくだりは私の実体験とも重なってかなり面白かったです(笑)。

ではでは次回をお待ちあれ


2008年11月20日

【卒業生インタビュー】野村総合研究所上級コンサルタント エリック松永さん(1)

エリック松永.JPG
青山学院大学大学院国際政治経済学研究科(修士)卒業。
日本の大手電気会社でSEとして政府系金融機関プロジェクトで活躍。
その後、19世紀米国の二大発明家グラハム・ベルに起源を持つ
米国最大の通信会社AT&Tにて、先進的なネットワークコンサル
ティングの領域を開拓。その後当時通信の知の結集とも言うべき
ベル研究所擁するAT&T Solutionsに異動し、さらにネットワーク
コンサルティング領域を追求。

その後、Accenture(当時Andersen Consulting)にて、通信分野を
柱に活躍の領域をメディア&エンターテイメント領域に拡大したコ
ンサルティングをSenior Managerとして展開。音楽、映画、ゲーム
と通信を活用した新事業のコンサルティングを行う。

現在、野村総合研究所で、通信事業分野における新規事業コンサル
ティングに上級コンサルタントとして従事。

そんな時代の寵児の成功の秘訣は?どんな経験をされてきたのか?
青学国際政経同窓会がインタビューします。


■SEから社会人人生のスタート。なぜSE?
―――社会人のスタートは大手電気会社のSEとしてですね。なぜSE
を選んだのでしょうか?

青学11号館の前のベンチでパンを食べていたんですが、そこを友人
のS君がカッコいいリクルートスーツで僕のところに来て、就職活
動の話をしました。そしたらS君が「俺、SEになるから!SEっての
は企業のシステムを・・・・」なんて話してくれたんです。当時の
僕はアメリカ行くことしか考えていなかったので、「SEってなんだ
よ!!!それアメリカ行けるの???」とか言ってものすごい惹か
れたんです。S君は僕がSEに興味を持ったのを企業の人事に話して
くれたみたいで、面接をさせてもらえたんです。僕は面接受けはい
いらしくIBMと大手電気会社など数社から内定をもらいました。

他に内定できたのは資生堂、ユニチャームなど女の子が多く軟弱な
ところですね(笑)。91年の就職活動はバブル期だったんで、すぐ
内定したんです。面接を受けに行って、その日のうちに内定が出た
なんてこともありました。内定が出たあと大学OBがお金を使うため
に僕らを呼んで高い料亭なんかに誘うなんてことはありました。ち
なみに内定の出やすい時代でしたけど、このバブル世代は後で苦労
しています。


―――多く内定したうち、なぜ大手電気会社を選ばれたのですか?

人事がかなり口のうまい人だったんですね。IBMとの間で悩んでいる
旨を伝えたら、「うちには英語を話せる人が全然いないから、英語
の話せる松永さんはすぐ外国にいけます。」即決でした(笑)。今
考えると、かなり凄腕の人事だったと思います(笑)。

つづく。
(おまけ1)
松永さんはインターネットメディアに記事の出稿や動画講演もされて
おります。分かりやすく初心者にも興味が湧いてくる内容です。

”物流が変わる 購買が変わる 消費が変わる:Web 2.0”

”エリック松永の英語道場”

”モバイルによるリアルタイムな企業経営”


(おまけ2)
お会いして思ったのですが業界でも有名なコンサルタントにも
関わらず、意外にもキャリアの最初からすごい戦略を持って会社を
選ばれたわけでもないのだなぁと思いました。偶然の出会いや選択を
大切にされています。実はそういう一つ一つの偶然があとあと
大きな意味を持つのかもしれません。

次回は松永さんのSE研修期間のお話を掲載します。「コーディング
の意味が分からない!」です。

インタビューアー:2005年卒伊藤洋二


2008年4月15日

1997年卒、田部和生さんのインタビューが掲載されています。

1997年卒、田部和生さんのインタビュー記事が
高校生向けのWEB新聞MAMMO.TVに
掲載されていますので
ご紹介いたします。

田部さんは2006年に廃棄物処理・リサイクル処理業者の統一
基準を作られる会社「エコスタッフジャパン」を起業されました。

田部さんの会社では基準の策定、産廃業者への研修、
事業支援サービス、基準が守られているかの監査を
行い、適切に廃棄物処理を行っている業者かどうか
の切り分けを行っています。

インタビューでは
・エコスタッフジャパンの現在と未来
・田部和生さんの価値観と過去、未来
が掲載されています。

ぜひ、ご覧ください。
http://www.mammo.tv/interview/archives/no231.html

本ブログでは、今後も卒業生の活躍を
紹介してまいります。


2013年7月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
Search
Search this site:

Archives
Powered By

Syndicate this site (XML)