青山学院大学国際政治経済学部
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プロフィール

●プロフィール
 私は青学には2001年の4月に着任し、その年の秋に第1期生を選考しました。 そこで、2005年の秋に選考した2年生(当時)が5期生、2006年の秋に選考する2年生が6期生 . . . といった感じで進んでいます。

 青学に来る前は、アメリカのニュージャージー州にあるプリンストン大学に7年間留学していました(大学の写真集をリンクしておきました)。そこで「アメリカ連邦議会で法案の通過・不通過を決める要因は何か」という論文を書いて博士号を取りました。プリンストンは女優ブルック・シールズが卒業した大学としても有名です(彼女を実際に教えたという教授にも会いました。授業中は学生のふりをした私服のボディーガードが教室の外で待機していたそうです)。

 またプリンストンは、ゲームの理論の基礎を築いてノーベル経済学賞を受賞した John Nash 教授の映画、 Beautiful Mind の舞台となったことでも知られています。この映画は2003年度の春、ゼミ生のみんなの何人かと見に行きましたが、プリンストンで撮ったシーンは全て、どの建物をどのアングルから撮っていたかわかりました。プリンストンの院生だったNash が、なぜか学部生の寮に住んでいるのが気になりましたが。

 留学中に、アジア系アメリカ人の研究という第二の専門分野を始めました。アメリカの大学では、ethnic studies という、マイノリティの政治・経済・歴史・文化・アイデンティティーをマイノリティ自身の視点で見直す学問が1960年代以降盛んになってきています。プリンストンでも大学に Asian American Studies のカリキュラムを作ろうという運動が起き、ストライキから教員採用に至る一連の過程に立ち会うことができたのは、偶然とはいえ大きな収穫でした。

 アジア系を初めとするマイノリティの研究は、歴史学や文学では盛んなのですが、政治学ではまだ発達途上にあります。が、たまたまプリンストンの近隣のUniversity of Pennsylvania, New York University, Columbia UniversityがAsian American Studies のプログラムを持っていて(各リンク先参照)、「アジア系アメリカ人とアメリカ政治」という新しい科目を各大学で一学期ずつ教える機会を得ました。これらの大学はみな、東部の私立大学として知られていますが、学校ごとに性格が違い、自分が留学した大学の経験からアメリカを一般化してはならないのだな、と強く感じました。

 そんなわけで、なぜか論文や学会発表は、本来の専門のアメリカ議会よりもアジア系アメリカ人関連の方が多くなってしまったのですが、何せ7年間住んでいたので、アメリカの政治や社会に関することは何でも興味があります。ゼミでも狭い意味の政治学にとらわれず、アメリカに関することなら何でも自由に発表したり研究したりしてほしいと思っています。

投稿者
2005年9月28日16:38 [先生紹介]