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青井ゼミは、主要テーマとして、「紛争と平和の支援・構築」を扱っています。特に、冷戦後の紛争と、国際社会の平和構築の試みと問題点を扱いますが、特に以下の点に特徴があります。
1) まず、平和構築の分析をする前に、紛争についてさまざまな角度から研究します。紛争の理解なしに平和構築はできないということをしっかりと自覚しつつ、歴史的な戦争の変容、紛争の諸形態、紛争・戦争の原因論、紛争ダイナミックスについて理解を深めていきます。特に私が重要と考えているのは、非正規紛争です。紛争理解のために、本ゼミでは基本的な国際政治学、特に安全保障・戦略研究、紛争・戦争研究、平和研究、紛争解決の幅広い分野からの知識を導入します。
2) 平和構築の実践―分析―理論のリンクを大切にします。教員自身が分析分野で国際機関で5年間の職務経験があり、実務と理論の連携を重要視してきました。実務家が理論を知ることは大変に重要であり、また、理論が現場の経験を体系的に反映することはより一層重要です。国際レベルの教養を持った実務家と、高い分析力を持った研究者の養成に努めます。
3) 通常は、文献を中心としたゼミ形式の授業を行いますが、事例研究や、シミュレーションやゲーム、映像(映画・ドキュメンタリー)、プロジェクト作りなどを通じて、多角的な教育方法の実践を試みています。多様な方法を通じて、紛争の実態や、意思決定の過程、介入のダイナミクス、現場のプロジェクトの立案と運営方法などをより具体的に理解しやすくなると思います。また、これで政策系大学院進学や留学も準備できると思います。
4) ゼミで扱う文献は、原書です。教科書のように、誰かがまとめてくれた文献を読むよりも、オリジナルな研究書を読むほうが、よほど勉強になります。英語が多いですが、皆で分担するので、個人の負担は決して多くありません。ゼミ生の興味・希望に応じて、日本語文献を増やすこともあります。また、一冊の原書を長い時間をかけて読むこともしません。そのかわり、教員が体系だった理論の理解を助けます。
青井ゼミは、大変に活動的な、個性あるゼミ生を数多く集めてきました(詳しくは、ゼミ生のページへ)。ゼミは、まだ4年目に入ったばかりですが、卒業生は、海外留学(ロンドン大学アフリカ・アジア研究所)、国内大学院進学(青学推薦入学)、マスコミ、商社、出版、銀行など各界にて活躍中です。ゼミ生はみな、夏休みにアフリカやアジアに長期滞在したり、インターンをしたり、語学の研修に励んだり、ゼミの課題にもめげることなく学生生活を満喫しているようです。
投稿者 Kensuke
2006年10月21日02:49
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